田染荘|世界農業遺産に広がる、豊後高田市の里山風景と今を楽しむ体験ガイド

田染荘とは のバックアップ(No.4)

LINEで送る

田染荘
谷川から水路へと流れる清き水は、美しい曲線を描く“神の田”へ――。日本の原風景ともいわれる田染荘には、今もなお中世の風が吹いています。
火山活動でできた円錐形の国東半島。その南部に広がる田染盆地では、千年以上も昔の古代の頃から開発がなされ、平安時代には宇佐神宮の荘園「田染荘」が誕生しました。
荘園ができてから今までの間、確かにその場所で営まれた水田は、緩やかな進化を遂げながら現在に継承されています。荘官や荘園の人々が住んだ屋敷跡、水を運ぶイゼ(井堰)や水路、水を涵養するクヌギ林とため池・・・・・・。これらは田染荘の長い歴史を刻む「生きた荘園遺跡」でもあり、国東半島の独特な風土により形成されたわが国の生活生業の理解に欠かせない「文化的景観」でもあります。
また、田染荘には富貴寺大堂、熊野磨崖仏、真木大堂の木造大威徳明王像などに代表される六郷満山文化の至宝が残されています。これらの文化財の威風堂々とした姿に訪れた人々は驚かされますが、荘園の人々にとっては農耕などに関連した身近な存在に捉えなおされ、素朴な信仰と溶け合いながら今に伝わっています。
雄大な歴史に触れてみたり、人々の暮らしを味わったり、自然の営みに耳を傾けたみたりすれば、田染荘に残された素晴らしい景観を肌で感じることができます。
長い歴史のある自然豊かな田染荘小崎の最新情報をこのサイトを通じてお知らせしていきます。

世界が認めた文化的価値

その歴史的景観と豊かな生態系は、国内外で高く評価されています。
・国の重要文化的景観(平成22年選定)
・ユネスコ「プロジェクト未来遺産」(平成23年登録)
・世界農業遺産「国東半島・宇佐地域」(平成25年認定)の象徴的スポット
・つなぐ棚田遺産(令和4年認定)
圃場整備を行わず、先人から受け継いできた一枚一枚大きさも形も違う田んぼには、生物多様性の象徴といわれるホタルや多種のトンボ、ドジョウが生息するなど 豊かな生態系も残されています。

2026年現在の体験と交流

田染荘小崎地区では、農作業やスローライフが体験できる農家民泊(グリーン・ツーリズム)も盛んです。
ガイド付き荘園散策「千年の刻めぐり」や、そば打ち・わら細工など様々な体験プログラムもご用意しています。